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樺沢紫苑 3つの幸福⑤

小さな幸せに気付く

 樺沢紫苑が言う「セロトニン的幸福」は、「BEの幸福」つまり「そこにある幸福」に気付くことが重要です。
 外に出た時に青空を見上げて、「今日も青空で実に気持ちがいい」と気付くことが出来れば、それでセロトニン的幸福に包まれるのです。
「毎日プチ幸せな人」が、結果として10年後に大きな幸せを得て、「幸せな人生を手に入れることができると樺沢は言います。
 小さな幸せに気付く第一歩は、まず今にフォーカスすることです。
 現在病気である場合等は別にして、健康は最も感じやすい幸福。その幸福に気付き、その幸福を味わい、その幸福に感謝することが幸せの第一歩だと樺沢は言います。
 具体的なやり方として、「マインドフルネス朝散歩をススメます。「青空」「空気」「日差し」「自然」など、普段からそこにありながら、なかなか気付きづらいものに気付いていく練習です。
 ポイントは「清々しい」「さわやか」「美しい」「癒やされる」という感覚に気付き、それを味わうこと。その瞬間、瞬間に、セロトニンが分泌されるのです。
 マインドフルネス朝散歩は、「気付く」力のトレーニングでありながら、それ自体がセロトニン的幸福に満たされる行為です。

プチ幸福とアウトプット

 樺沢は、更にこのプチ幸福をアウトプットすることで気付きの能力は飛躍的に向上すると言います。
 具体的には、朝散歩の最中に、どんな清々しさを感じとったのかを、後から書く(アウトプットする)のです。
「緑の木々がキレイだな、白い雲が流れてきたな、風が吹いてきて気持ちがいいな。鳥の声も聞こえてきた」こんな感じで、1.2行記録していけばいいのです。
「毎日同じことを書いても構わない」そうです。
 要は今日朝散歩をして気持ち良かったという感覚、即ちプチ幸福感を味わうことが大事なのです。
 セロトニン的幸福は、幸福感が逓減しないという特徴があります。
「1週間連続青空だったから、7日目の青空は気持ちよくない」ということはありません。「青空が気持ちいい」は。100回青空を見ても、1000回見ても変わることはありません。
 しかし「逓減しない幸福」であっても、自分から積極的に感じ取り、積極的にアウトプットしないと「忘れてしまう」ことはあります。
 アウトプットは「書く」だけではありません。書く時間がない人は「話す」だけでいいのです。それも人に話すのではなく、独り言でOKです。
「今日は青空で気持ちがいい」「なんて清々しんだ」等、言葉に出すことで、「気持ちよさ」「さわやかさ」「清々しさ」が強化されるのです。
 これは、人間の脳は注意を向けたものだけ、その情報を集めてくれるというアウトプット効果があるからです。
「気持ちいい」と言葉に出すだけで、「もっと気持ちいいことはないのか」と、脳は「セロトニン的幸福」を集め始めると、樺沢は言います。