ライフシフトモデル⑥ シニアいきいきチャレンジャー
私の転職遍歴
以前のブログでお伝えしたとおり、私は60歳定年までに12回の転職をしました。
その転職理由の多くが職場の人間関係のつまずきによるもので、ライフシフトの考え方とは全く無縁のものです。
そんな私が何故ライフシフトの考え方に魅了され、ゼミを開催するまでに至ったのか、ゼミを開催する前に自らも人生の棚卸しをしてみて、おぼろげながら分かった気がします。
私の経歴をもう少し詳細に述べると、大学を卒業して最初に勤めたのは児童養護施設出身の青少年が自立するのを支援する自立援助ホームの指導員という仕事でした。
現在の児童養護施設は、親に虐待された被虐待児童を保護して養育する場合が多いですが、当時は非行少年・少女や親がいない子どもたちが殆どで、彼らを就労させ、自活させるのが職務でした。
この仕事は30歳過ぎまで8年間やり、私にとって最長の在職期間になりました。
この職場を辞めたのは、職場の人間関係が原因ではありませんでしたが、次は今までの仕事とは全く関係ない不動産会社に就職しました。
当時は不動産バブルの全盛期で、全くの未経験でも入社できたし、給料も良さそうだったからというのが転職理由だったと思います。
今回ゼミに参加下さった受講生の皆さんように明確な目標とかビジョンなどは、全く考えたこともなかったです。
じきに不動産バブルが弾け、6年で4回転職しましたが、結局不動産業界から足を洗いました。
次に学習塾を運営する会社に入り、教室運営や講師をやりましたが、不動産会社以上になりふり構わず生徒を勧誘する営業活動に嫌気がさして、2年で辞めました。
この時、既に40歳になりましたが、プライベートでは30代で早くに離婚していたので、やっと少しは将来のことを考えるようになりました。
20代の頃は児童福祉の業界にいたので、福祉の仕事の方が自分に合っているかなという思いもあり、これからは高齢化社会になるだろうという単純な発想から高齢者福祉の業界に入りました。
それから20年はさすがに業界を離れることはありませんでしたが、以後も何度か職場を変えてきました。
その転職理由の多くが職場の人間関係のつまずきによるもので、ライフシフトの考え方とは全く無縁のものです。
そんな私が何故ライフシフトの考え方に魅了され、ゼミを開催するまでに至ったのか、ゼミを開催する前に自らも人生の棚卸しをしてみて、おぼろげながら分かった気がします。
私の経歴をもう少し詳細に述べると、大学を卒業して最初に勤めたのは児童養護施設出身の青少年が自立するのを支援する自立援助ホームの指導員という仕事でした。
現在の児童養護施設は、親に虐待された被虐待児童を保護して養育する場合が多いですが、当時は非行少年・少女や親がいない子どもたちが殆どで、彼らを就労させ、自活させるのが職務でした。
この仕事は30歳過ぎまで8年間やり、私にとって最長の在職期間になりました。
この職場を辞めたのは、職場の人間関係が原因ではありませんでしたが、次は今までの仕事とは全く関係ない不動産会社に就職しました。
当時は不動産バブルの全盛期で、全くの未経験でも入社できたし、給料も良さそうだったからというのが転職理由だったと思います。
今回ゼミに参加下さった受講生の皆さんように明確な目標とかビジョンなどは、全く考えたこともなかったです。
じきに不動産バブルが弾け、6年で4回転職しましたが、結局不動産業界から足を洗いました。
次に学習塾を運営する会社に入り、教室運営や講師をやりましたが、不動産会社以上になりふり構わず生徒を勧誘する営業活動に嫌気がさして、2年で辞めました。
この時、既に40歳になりましたが、プライベートでは30代で早くに離婚していたので、やっと少しは将来のことを考えるようになりました。
20代の頃は児童福祉の業界にいたので、福祉の仕事の方が自分に合っているかなという思いもあり、これからは高齢化社会になるだろうという単純な発想から高齢者福祉の業界に入りました。
それから20年はさすがに業界を離れることはありませんでしたが、以後も何度か職場を変えてきました。
シニアいきいきチャレンジャーの私はライフシフトモデルか?
私はそんな経歴ですから、お前にライフシフトを語る資格はないと言われても仕方ありませんが、自分の経歴を棚上げにしても、私はライフシフトについて語ることを止めません。
私はこの歳になったからこそ、ライフシフトについて語ることができると思っています。
私の転職理由は主に人間関係によるものでしたが、転職そのものには、殆ど不安を感じませんでした。
新たな環境に入る不安感より、次に行く職場に対する期待感やワクワク感の方がいつも勝って(まさって)いたように思います。
私にとっては、当たり前の感覚が実は普通ではなく、ある種の能力であり、財産でもあると気付いたのは、つい最近のことです。
私は10回を超える転職歴がコンプレックスになっていましたが、そんな自分に言い聞かせてきたことがあります。
それは、色々仕事は変わってきたけれど、「人間関係業」としては一貫してきた、というものです。
この他人には言い訳にもならない、転職の理由付けを長い間自分自身にしてきたのも、今思うと苦笑するばかりです。
私は、若い頃から「自分はどう生きるか」とか「自分は何者か」という類のことを考えるのが好きでした。
そして、何より関心があったのは、人間そのものに対してでしたし、人との出会いを大切にしてきました。
また、思いもがけない未知なる世界を見ることをいつも楽しみにしています。
私のこうした思考のあり方が、変身資産の3つの要素である「自分について良く知っていること」、「多様性に富んだ人的ネットワークを持っていること」、「新しい経験に対して開かれた姿勢を持っていること」にピッタリと重なります。
グラットン博士は言います。「自分がどういう人間なのか、そして何を大切にするかが明確になれば、人生の多くのステージに一貫性を持たせられる。自分の過去と未来をつなぐ一貫したストーリーをもっている人は、いくつものステージを移行することに伴うリスクが小さい」
私はこの歳になったからこそ、ライフシフトについて語ることができると思っています。
私の転職理由は主に人間関係によるものでしたが、転職そのものには、殆ど不安を感じませんでした。
新たな環境に入る不安感より、次に行く職場に対する期待感やワクワク感の方がいつも勝って(まさって)いたように思います。
私にとっては、当たり前の感覚が実は普通ではなく、ある種の能力であり、財産でもあると気付いたのは、つい最近のことです。
私は10回を超える転職歴がコンプレックスになっていましたが、そんな自分に言い聞かせてきたことがあります。
それは、色々仕事は変わってきたけれど、「人間関係業」としては一貫してきた、というものです。
この他人には言い訳にもならない、転職の理由付けを長い間自分自身にしてきたのも、今思うと苦笑するばかりです。
私は、若い頃から「自分はどう生きるか」とか「自分は何者か」という類のことを考えるのが好きでした。
そして、何より関心があったのは、人間そのものに対してでしたし、人との出会いを大切にしてきました。
また、思いもがけない未知なる世界を見ることをいつも楽しみにしています。
私のこうした思考のあり方が、変身資産の3つの要素である「自分について良く知っていること」、「多様性に富んだ人的ネットワークを持っていること」、「新しい経験に対して開かれた姿勢を持っていること」にピッタリと重なります。
グラットン博士は言います。「自分がどういう人間なのか、そして何を大切にするかが明確になれば、人生の多くのステージに一貫性を持たせられる。自分の過去と未来をつなぐ一貫したストーリーをもっている人は、いくつものステージを移行することに伴うリスクが小さい」