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私の人生、これでいいのだ 悔いなく生きるために人生を取り戻す!

本を出版しました

 2020年7月末からブログ記事を投稿し、本日で30回目になりました。
 今回は、2019年12月に出版した拙書「私の人生、これでいいのだ 悔いなく生きるために人生を取り戻す!」(東京創作出版刊)を紹介させて頂きます。
 以下は、発刊時の紹介文です。

 人生に起きる出来事はすべて必然。
 自分の人生を振り返り、生まれたときからすべてが繋がっている。
 それは「ライフヒストリーを紡ぐ」ことで見えてくる。
 福祉の世界に生きる著者が見つけた、珠玉の人たちのライフヒストリーノンフィクション。
 人生の障壁を超えることを、各自に与えられたテーマととらえ、過去から自分独自の人生の価値に気づけば、その人にふさわしい人生を実現していくことができる。
「わたしの人生、これでいいのだ!」そして、「あなたの人生、それでいいのだ!

カスタマーレビュー

 以下は、アマゾン等のカスタマーレビューです。

◇しののめ
5つ星のうち5.0 《つらい過去を意味づけしてコントロールできる》
2019年12月20日に日本でレビュー済み
「どうしてあのときこうしなかったんだろう」と悔やむことがある。
 過去の決断に後悔し、戻らない時間を嘆いて今の時間も無駄にする。
 こんなループを断ち切れたら。
「ライフリノベーション」は、そうした過去をまるごとOKにするという。
 浅草山谷地区で厳しい人生を送っている人たちのルポルタージュでは、消したい過去や嫌な過去に意味づけをしてあげることで、今の自分を肯定できた人たちの過程を紹介している。
 取材者がいなくても、過去の意味付けはできる。
 後半では、著者自身が老親介護体験をセルフ取材し、母と子それぞれのライフリノベーションを試みる。
 タイムリーな問題だけに、一つ一つに共感する。
 過去をまるごと受け入れて、現在を心安らかに生きる。
 できそうでできないのは、相手がいるからだ。
 しかし、自分もその相手にとって何らかの意味ある存在であると気づけば、人生に違う光がさす気がする。
 真面目に人生を送る人におすすめしたい。

◇gatyo
5つ星のうち5.0 《リアルに胸に響く、市井の人々の生き方と献身的介護の話》
2020年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 昭和の時代、差別も貧困も生々しくそこにあり、また非情な環境もある中で、必死に生き延びて来た人々の話が聞き書きとしてリアルに綴られている。
 今も、見捨てられたような人々の世話を愛情を込めてしている女性の生い立ちでの秘密、酒乱の夫との極貧生活の中で、血を売って子供達を育てた女性、それらのライフストーリーは胸を打つものがある。
 後半は著者自身の母の介護の話だが、献身的で壮絶とも言える介護であるのに著者はそれが楽しく幸せな日々であったと言う。
 生きている事、その事自体が豊かであり力強いものである視点を感じさせられる。

◇バニラ風味
 著者は57歳から、ライフヒストリーリノペーターとして活動。
 これは、その人の生きてきた人生を振り返り、「それでいいのだ」と自己肯定する手助けをすること。
 NHKのファミリーヒストリー(この番組、ついつい見入っちゃうのよね)のような感じ。
 この本では、著者が出会い、深くかかわった友人たちの半生が書かれています。
 そのドラマから、昭和の大変な時代や、苦しい生活を強いられた人々の苦しみが伝わってきます。
 でも、そんな中を強く生きた彼女たちは、その中には自分なりの幸せがちゃんとあり、生きていて良かったと思えるのでした。

本の目次

 以下は、本の目次です。
                                   
はじめに ライフヒストリーを紡ぐ
第一章 生きてりゃいいさ
 ライフヒストリーを紡ぐ集い
 馬の骨の神頼み
 時空を超えた巡り合わせ
 幼い日の記憶
 一九歳の衝撃
 父の思い出
 赤の時代
 父母の離婚
 母との再会
 家業を継ぐ
 チャンスの前髪
 泥船の水上生活
 真冬の蚊帳

第二章 認知症になってもライフヒストリーは失われない
 それは突然やってきた!
 わがままばあさん?
 親心は損なわれない
「うち」と「そと」
 母さん大根足
 甦った記憶 
 ファミリーヒストリー
「うちはお抱えだから」
 在宅介護一本に
 悩ましき手拍子
 私のこと、好き? 嫌い?
 死への怖れ
 母さんの最期
 認知症になっても最期まで母親だった
おわりに 私の人生、これでいいのだ!